自堕落の先へ1
落ち着きがない。
そんな事をよく言われて育った。
集中力がない。
そんな事も、良く聞いていた。
そんな僕が集中力を切らさずに、飽きもせずにやっている事。
それがパチスロだと、気づいてしまった。
ならば、そんな自堕落な僕が続けていけている大好きな物を、思い出チックに一人語りするのもいいじゃないか。と、そう思ってしまってこうやって文字にしてみる事にしたわけだ。
つまりは、自己満足の昔話野郎なわけだから暇もなく興味もない人は今すぐブラウザバックをオススメします。
そんなわけで、今じゃ嫁にゴブリンみたいな体型だとか、ぬらりひょんだとか言われる僕が高校生(スリム)になった頃だったと思う。
当時既に麻雀ブームが身内に巻き起こっており、毎週末のように麻雀に明け暮れていた。
それもあって友達の知り合いの予備校生と、雀荘を通じて会うことになった。
つまり対局することになった。
思えば、全ての始まりはここらへんにありそうだった。
麻雀を打っている最中に気になるワードが耳に入った。
「最近番長が面白くてさぁ。」
この時には、シオサイとジャグラーは経験済みのきりれも少年だったから、へーなんか面白そうなパチスロあるんだなぁ。
と思いながら麻雀を打っていた。
確かにパチスロは何度か打ったことがあるが、この頃の俺なんてギリギリおしりの穴かそうじゃない穴かを認識できる位のレベルのパチスロ打ちだったので、半分童貞みたいなもんだった。
当時はスマホも無くて、家に帰ってパソコンで調べる事にした。
やべぇ。
パチスロなのに、こんなコミカルな演出があったり、操が可愛かったり、こんなに良い曲があるんか。
と、すごい感動した気がする。
そんな時に、知り合いからメールが届いた。
俺は電撃が走った。
プレステ2の入れたばかりの電源を落とし家を出た。
「番長、代打ちせん?」
当然、僕の返した言葉はひとつだった。
「すぐ、いきます。」
続
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